第30回ミュージックベル合奏コンテスト 結果発表 [2019年2月25日更新]
第30回ミュージックベル合奏コンテストは98チームの応募がありました。
2019年1月に第一次審査を行い、2月9日に公開審査会(本審査)を開催いたしました。
厳正な審査の結果を以下に発表します。

幼稚園・保育所の部
金賞 麻生保育園(北海道) 希望の歌〜交響曲第九番
銀賞 宝珠学園北方幼稚園(愛知県) 君の瞳に恋してる
銅賞 松戸ミドリ保育園(千葉県)  ゆりかごのうた
  
小学生・中学生の部
金賞 ウィンターベルチルドレン3(千葉県) エーデルワイス
銀賞 呉市立広南中学校JCSevens(広島県) 名探偵コナンメインテーマ〜君がいれば〜
銅賞 伊豆市立修善寺中学校(静岡県) 虹の彼方に
  
シニア・高齢者施設の部 
金賞 柿生アルナ園デイサービス(神奈川県)  クシコスポスト
銀賞 ベル・フルール(東京都) ロシア民謡メドレー
銅賞 ベル ティアラ(東京都) アヴェ・マリア

  
高校生・一般の部
金賞 森のトントゥ達(東京都) いのちの歌
銀賞 ウィンターベルKT(千葉県) 小さい春
銅賞 ベル・バタフライ(大阪府)  少年時代
銅賞 Sweet Bell(兵庫県)   愛燦燦
  
テクニカル部門 
金賞 Twinkle(愛知県) 英雄ポロネーズ
銀賞 ミュージックサークルアンダンテ(愛知県) のど自慢のテーマ曲
銅賞 アンサンブル・フィリア(東京都)   銀波
  
特別賞
工夫しているで賞 しろいし幼稚園ベルママチーム(北海道) 未来コネクション
楽しんでいるで賞 鶴見大学附属中学校・高等学校
ブルーベルアンサンブル(神奈川県)
「バロック・ホウダウン」
ディズニーランド
エレクトリカルパレードより
シニア期待の星で賞 老人ホームアクラス内白鷺会(福岡県) みかんの花咲く丘
協力しているで賞 アンサンブル・フィリア(東京都) マラゲーニャ
世代を超えた
 アンサンブル賞
ベルコパン(東京都) クリスマスソング
  
一次審査で感じた事

今年も良い作品を沢山拝見させていただきました。ありがとうございます。

ここ数年高齢者・シニアの部の演奏が素晴らしく感じます。
この部門では平均年齢が申告されます。そのお歳が75歳以上のグループがいくつもあり驚きます。
添付される楽譜(資料)を拝見するとそれぞれのグループが異なる指導法で
演奏する方々の事を配慮した工夫が見られ、指導される方が練習に入る準備の段階で大変な時間をかけていらっしゃるのが感じ取れました。今後もずっと続けていただきたいと思います。

その他部門について、長い音符だからと「トレモロ奏」をすることでそこだけが乱暴になりアクセントが付かないよう注意しましょう。
ベルは一つで一つの音ですが、次の音にどう繋げるかを考えてメロディーを演奏しましょう。
フレーズの最後の長い音符のみに沢山のベルを使用してアクセントが付いたりしないよう
音を減らし、トレモロ奏をしないことも一つの方法です。
また、何故か「1・2」「1・2」と足踏みのカウントを取る時に右足が1拍目のグループがいます。
強拍の1拍目は左足です。鍵盤楽器同様にベルを持つ時には左に低い音・右に高い音が基本です。(持ち替えや利き手の問題はこの限りではありません)これらを全て逆で演奏させている指導者がいます。指揮者のように対面して指導するとどうしても教えやすいように指導者から見て左に低音・右に高音を配置してしまいますが、特に両手でベルを持っている時に音階が逆だとどれほど演奏が難しくなるかを実感できると思います。奏者にとって音の高低の音感を最優先としましょう。

また、グループによってはエクセレントベルを効果的に使用されていますが、エクセレントベルはミュージックベルと違い残響が長く、持ち替えの為にテーブルに置いた瞬間に「ぼわっ」と音が切れます。
速いパッセージをエクセレントで演奏する時には切音の工夫が必要かもしれませんね。

各部門のDVDを拝見して、殆どベルの音が聞こえないものや音量が大きすぎる等
録音状態が悪いものもあります。カメラがずっと揺れていることもあります。
是非、送られる前に映像を再確認していただくようお願い申し上げます。

最後に、高・一般の部の金賞を受賞されたグループはミュージックベルでこんなに表現が可能なのかと思う程の表現力がありました。一つ一つ異なる音で、異なる「手」が持っているベルを息継ぎまでフレーズが見事に繋がり、ハーモニーはメロディーを引き立て、ピアノ伴奏も最初の一音から今まで聞いたことの無いような音色を聴かせてくれました。第30回という節目に相応しい素晴らしい作品でした。

  
日本ミュージックベル協会

  
第30回ミュージックベル合奏コンテスト総評

約40年の間に年齢性別職業国籍を超えて一般の方に普及したミュージックベルですが、コンテストのDVDを拝見すると、それぞれの責任で音楽のルールを守ってしっかりとした演奏に驚き、感謝しています。

しかし、せっかく良い演奏でも音量が小さすぎたり大きすぎたり、聴きにくい物があるのは残念です。応募される前に是非確認していただきたいと思います。

応募の際のコメントで「ミュージックベルを練習するのが楽しみ」というのを拝見すると私の作ったミュージックベルは今でも皆さんのコミュニケーションツールとして一役買っているのかな…と思うと嬉しい気持ちです。

また来年、皆さんの練習の成果を楽しみに拝見させていただきたいと思います。

              
2019年2月吉日
日本ミュージックベル協会会長 作・編曲家 鈴木 邦彦