第29回ミュージックベル合奏コンテスト 結果発表 [2018.2.14更新]
第29回ミュージックベル合奏コンテストは106チームの応募がありました。
2018年1月に第一次審査を行い、2月3日に公開審査会(本審査)を開催いたしました。
厳正な審査の結果を以下に発表します。

小学生・中学生の部 
金賞 フェアリーベル(兵庫県) 夜空ノムコウ
銀賞 1KMCキッズ(長野県)
銅賞 枕崎市立枕崎小学校4年2組(鹿児島県)  私のお気に入り
  
高校生・一般の部
金賞 ベル・クレール(大阪府) ザ・クリスマスソング
銀賞 森のトントゥ達(東京都) 緑のワルツ
銅賞 白石幼稚園ベルママチーム北海道) 夢をかなえてドラえもん
  
シニア・高齢者施設の部 
金賞 勝田郡老人施設組合 塩手荘(岡山県) 浜辺の歌
銀賞 アップルベルズ (長野県) ジングルベル
銅賞 SMG86(シモゴー86才) (岐阜県) 聖者の行進

  
テクニカル部門 
金賞 タンテカスターニア(茨城県) テイク・ファイブ
銀賞 Twinkle(愛知県) 熊蜂の飛行
銅賞 ラ・ベル・カンタービレ(神奈川県) ラプソディ・イン・ブルー
  
特別賞
工夫しているで賞 柿生アルナ園デイサービス(神奈川県) 花は咲く
楽しんでいるで賞 特別養護老人ホーム陽光の園(神奈川県) 見上げてごらん夜の星を
シニア期待の星で賞 老人ホームアクラス内白鷺会(福岡県) 琵琶湖周航の歌
協力しているで賞 青木ファミリーwith爺(岐阜県) 冬景色


一次審査で感じた事

今年も沢山の映像をありがとうございます。 今年は部門ごとにコメントを書きます。

幼稚園・保育所の部
一次通過チームがありませんでした。 幼稚園・保育園でもメロディーの演奏にそろそろチャレンジする時期が来ていると感じます。 小さなお子様はリズム感が良い反面、元気が良すぎて伴奏よりも走ってしまいがちです。 和音奏もその部分のコード構成音であれば何でも良いということではなく、 メロディーとの高低を考慮し全体のバランスを考えて使用音を決めると良いと感じました。

シニア・高齢者の部
素晴らしいものが多くありました。 ご高齢の為認知症を罹患し、練習が思う様にはかどらない…というコメントが多い中、 指導される方の工夫で決して無理強いでは無く演奏される方皆さんの表情が明るかった事が印象的です。ベルの音そのものも優しい音が多く、技術的に入賞は難しいかと感じるチームが多かった為、特別賞は全てこの部門から選出させていただきました。

小学生・中学生の部
初めて応募いただく学校単位の団体様が目立ちました。 常にお話しさせていただいておりますが、演奏はあくまでも子供達主体で。 つまり右側に高音を持つ人・左側に低音を持つ人です。これが逆になると指導者は指導し易いのですが、演奏者には鍵盤を逆に見た形での演奏になります。 これでメロディーをつなげましょう〜というのは大変難しいです。 また、トレモロ奏には注意が必要です。長く伸ばす音だからとトレモロ奏をするとフレーズの最後にアクセントがついてしまいますので気を付けましょう。

高校生・一般の部
ほぼ大人に近い方の演奏ですのでフレーズの繋がりに注意しましょう。 ベルは1つに1音ですがそれを楽譜に忠実に演奏するだけでは何とも無機質な音楽になってしまいます。 1人が吹く楽器で演奏するように、息継ぎまでは音を繋げられるよう練習しましょう。 一度録音して音だけを聴いてみてベルの音が出るリコーダーなどの吹く楽器が演奏しているように聴こえるのかを確認すると良いと思います。

テクニカルの部
素晴らしい演奏が見られました。 応募された全チームの楽譜は見事です! ベルの音域内に課題曲を編曲し、演奏人数に振り分けて完成を目指したことは素晴らしいです。 しかしこの部門は「テクニカル」です。単なる早振り部門ではありません。 ダイナミクスは勿論のこと、ベルを置く時の音処理についても気を付けましょう。

ご注意:
@申込は1チーム1曲1枚の申込み用紙と1枚のDVDでお願い致します。 また、同メンバーで同部門に申込みはできません。 楽譜は練習に使用した楽譜を同封下さい。市販されているピアノ譜等ではありません。 概要を良くお読みの上お申し込みいただけるようお願い致します。
A当コンテストは「ミュージックベル合奏コンテスト」です。ミュージックベルが演奏の主体となっていることをご理解下さい。ピアノ伴奏や他楽器の技術を競うものではありません。 タッチベルもミュージックベルではありませんのでご注意下さい。

来年また素晴らしい作品に出逢えることを楽しみにしています。 最後になりましたがこの度公開審査会時に演奏してくださった3チームの方に 厚く御礼申し上げます。

  
日本ミュージックベル協会

  
第29回ミュージックベル合奏コンテスト総評

今年感じた事は大きく分けて3つあります。
@演奏し、映像を撮り終わったら是非一度チェックをして下さい。
バックの伴奏や音源よりもはるかにベルの音が大きく全体の音量バランスが悪いチームが多くありました。カメラの位置にも気を付けましょう。

A今年はシニア・高齢者の部の素晴らしい参加が多く大変嬉しく感じました。
演奏自体も以前のような和音奏だけではなく流れのあるメロディーやハーモニーを優しい音で表現して下さるチームが多い事には感動を覚えました。

B幼稚園・保育所の部で一次審査を通過該当チームが無かったことは残念です。小さな子供達の演奏は元気で生き生きとしていますが、反面走りがちになり伴奏とズレが出たりします。是非リベンジして来年伴奏をピッタリ合った演奏を聴かせて下さい。

今年も沢山のご応募を有難う御座います。
来年は記念すべき30回を迎えます。次回また素晴らしい映像をお待ちしています。

              
2018年1月吉日
日本ミュージックベル協会会長 鈴木 邦彦