第28回ミュージックベル合奏コンテスト 結果発表 [2017.2.8更新]
第28回ミュージックベル合奏コンテストは、2016年1月18日・19日に第一次審査を行い、2月4日東京の株式会社内田洋行本社にて本審査(公開審査会)を開催いたしました。
厳正な本審査を終えましたのでここに発表致します。

幼稚園・保育園の部
金賞 おじま幼稚園(愛知県) 情熱大陸 
銀賞 北方幼稚園(愛知県) Jupiter 
銅賞 麻生保育園(札幌市) 365日の紙飛行機
 
小学生・中学生の部 
金賞 KMCキッズ(長野県) ミッキーマウスマーチ
銀賞 クリケッツ(三重県) 宇宙戦艦ヤマト
銅賞 枕崎市枕崎小学校4年1組(鹿児島県)  もののけ姫
  
高校生・一般の部
金賞 ミュージックサークルアンダンテ(愛知県) シング
銀賞 鶴見大学附属中学校・高等学校
ブルーベル・アンサンブル(神奈川県)
クシコスポスト
銅賞 小谷葵・熊原幹恵(兵庫県) ラ・カンパネラ
銅賞 森のトントゥ達(東京都) 花は咲く
  
シニア・高齢者施設の部 
金賞 特別養護老人ホーム 白十字ホーム(東京都) 元気が出るメドレー
銀賞 キー坊の会(東京都) よろこびの歌
銅賞 新楽寺みのりの会(静岡県) 白い恋人たち

  
テクニカル部門 
「チャルダッシュ」「道化師のギャロップ」「サンバ・クマーナ」より選曲
金賞 ミュージックサークルアンダンテ(愛知県) 道化師のギャロップ
銀賞 アンサンブル・フィリア(東京都) サンバ・クマーナ
銅賞 ラ・ベル・カンタービレ(神奈川県) 道化師のギャロップ
  
特別賞
チームワーク賞 富士市吉原第二中学校8.9組(静岡県) Butterfly
ミュージックパレット(三重県) 365日の紙飛行機 
老人ホーム アクラス内 白鷺会(福岡県) 故郷

※本年は「高校生・一般の部」の銅賞が2チームとなりました

一次審査で感じた事

@持ち方・並び方について
随分統一されてきたと感じますが、まだ反対の方がいらっしゃいます。
指導する方ではなく演奏者を主体にしてあげましょう。
持ち替えがある場合は別ですが、基本的に左手が低音・右手が高音です。
すると両隣の方には…やはり右側には高音を持った人、左側には低音を持った人が基本です。
それを逆にすると突然演奏が難しくなります。実際に演奏してみるとわかります。

Aトレモロ奏・3拍子の注意
トレモロ奏は次の音に繋げるまで、又は次の拍の頭まで続けましょう。
音がブツブツ切れてフレーズが繋がらなくなってしまいます。
3拍子については本来弱拍である3拍目にアクセントが付きやすいので気を付けましょう。

Bメロディーとハーモニーのバランスについて
メロディーを演奏する人とハーモニーを演奏する人が別の場合は良いのですが、
両方を1人が振る場合には「今」この音がメロディーなのか、ハーモニーなのかを自覚して振りましょう。メロディーが埋もれないようにする注意が必要です。

Cフォルテの解釈について
学校で「f」の意味を「強く」と子供達にわかりやすいように習いましたが、
強くというのは乱暴に・思いっきり!とは異なります。
フォルテは「深く力のある」とか「意識を高揚させて」と解釈しましょう。
アップテンポの曲は特に注意が必要です。乱暴に振り下ろすのではないことを意識しましょう。
因みに「p」は「弱く」と習いましたが「優しく」「そっと」などを意識しながらも
フニャフニャな音にならないように気をつけましょう。

コンテストも回を重ねる毎にその技術も高くなってきました。
その為、「速いパッセージの演奏合戦」の傾向が見られます。技術的にベルをどんどん持ち替えて演奏することは素晴らしい事だと思います。見ている人に感動を与えられる音楽は自己満足ではないと思います。
このコンテストでも「早振り」ではありませんがメロディーを良く歌い、ミュージックベルでこんなにも優しい音が奏でられるのか…と思うチームもあります。曲想や曲調を考慮した上で練習していただければ更に良い演奏になると感じます。

今年も沢山のご応募をありがとうございました。来年も楽しみにしております。

  
日本ミュージックベル協会

  
第28回ミュージックベル合奏コンテスト総評

今年は全122チームの応募があり、それぞれの部門から本審査に25チームが進みました。
今回感じた事はメロディーだけ、オブリガードだけというチームだけではなく、メロディー&オブリガード&ハーモニーの全てをベルで演奏し、その中でメロディーをもっと歌いメロディー以外の部分は少し抑えた演奏を心がけると皆さんの演奏が更に素晴らしくなると思いました。
今年は特に小学生・中学生・高校生の若い世代の参加が多く、ミュージックベルが生まれてから35年以上経つ今でも次世代に受け継がれていることを大変嬉しく思っています。
また、シニア・高齢者施設の部では私より遥か年上の方々がミュージックベルを演奏して下さるのを拝見し、益々元気をいただきました。
今年のイベントでは、私がジャズピアニスト出身であることから現役時代から付き合いがあり、現在も超一流の演奏家の江草さんに相談し、彼のバンド(ピアノ・エレキギター・ベース・ドラムス)の方にお越しいただき、私が編曲した「キラキラ星」(ボサノバ)メドレーを公開審査会に参加された皆さんとベルの共演を果たすことができました。
昨年までの公開審査会に華やかさが加わって、私としては今後もバンドとの共演を検討していきたいと思っています。
最後になりましたが、今年も沢山のご応募を有難うございました。


              
2017年2月吉日
日本ミュージックベル協会会長 鈴木 邦彦