「ミュージックベル」は、片手で振るだけで音を鳴らすことができメロディーもハーモニーも演奏できる楽器です。一人で演奏する楽器ではないので、社会性、協調性が身につく教育楽器として多くの幼稚園、小・中学校にご利用いただき、平成3年には文部省より小学校標準指定教材品目として選定されました。
また、譜面を読むことができないお年寄りの方々にも、簡単に演奏ができる楽器として全国の高齢者施設などでもミュージックセラピーとして取り入れていただいております。
最大音域は35音、数人がそれぞれのベルを担当して、メロディーやハーモニー、リズムを作っていく楽器です。
専門的な楽器のレッスンを必要とせず、楽譜が読めなくてもアンサンブルに参加できます。
色別歌詞譜や歌詞譜、番号譜を使って気軽に楽しむことができます。
ミュージックベルは演奏者を派遣する楽器ではありません。演奏者はアナタ自身です!
■上皇后様 飛び入り共演
以前広島をご訪問された上天皇・上皇后両陛下が広島原爆養護ホーム「舟入むつみ園」をご訪問され、園の皆さんはミュージックベルの演奏を披露し歓迎しました。
その際、上皇后様は飛び入りでベルを片手に演奏にも加わり、園の皆さんとともにさわやかなメロディーを奏でられました。
■高齢者施設・養護学校等
養護学校や老人福祉施設でもミュージックベルを取り入れている所も多くあります。
振るだけで音が鳴るミュージックベルは、身体が不自由なお年寄りにも簡単に音を出すことができます。
人とのコミュニケーションと、適度な運動、音楽を奏でるということで大変役立っています。
■クリスマスにはベルの音がぴったり
ミュージックベルは手軽に持ち運びが出来、様々な所で演奏されています。
■演奏のプレゼント
昔からベルは幸せの象徴とされてきました。
神々の愛を伝える「ウェストミンスター寺院の鐘」、アメリカ独立の自由を祝した『リバティベル」、そして、「ウェディングベル」はおふたりの新しい旅立ちを祝します。
最近では、結婚披露宴で、ご友人たちがベルを演奏して新郎新婦のおふたりに音のプレゼントで祝福するというセレモニーが人気です。